2013年3月13日

一心不乱に

最近、話題の「我武者羅應援團」をご存知ですか?
大谷由里子さんのメルマガで私も知ったのですが、

『人生の醍醐味』 我武者羅應援團 團長 武藤貴宏

この映像を観て、
20代であった自身の色々なことを思い出しました。
熱くなりました。
こんな大人、今はなかなかいませんよね。

学生がこんな大人に出会えたら幸せですね。

私は『一心不乱』という言葉が大好きです。

辞書を引くと

何か一つのことに心を集中して、他のことに心を奪われないさま。一つのことに熱中して、他のものに注意をそらさないさま。

『がむしゃら』は
「後先を考えないで強引に事をなすこと」

微妙に少し違う気もしますが、皆さんは最近、『一心不乱』に、『がむしゃら』に、なったことはありますか?

『一心不乱』に頑張ってみたくなりました。

恥はかき捨て。人生は一度きり!
ダイナミックに生きたいものです。

2013年3月11日

3.11東日本大震災から2年

春の天気は気まぐれですね。
一昨日は本当に暖かかったのに昨日は一日の気温差が10度もあったし、今日も真冬並に寒かったですね。

今日で3.11東日本大震災から2年が経ちました。
震災で命をなくされた全犠牲者の方々のご冥福を心を込めて祈りたいと思います。

黙祷をされた企業も多いのではないでしょうか?

2年前の今日。テレビに映る凄まじい光景に目を疑ったのは皆さんも同じだと思います。
ちょうど金曜日だったと記憶します。

もうテレビが観れなくて。
深い悲しみがテレビを通じて感応するんでしょう。

特別なことはできませんが、今、自分にできる小さなことを
ひとつひとつ行っていくこと。

自身が元気であること。
目の前のひとりに同苦できる自身であること。

『負げてたまっか!』

偉大な東北の方々と共に!
福光を!!

2013年3月7日

DIALOG IN THE DARK

東京に行ったときに渋谷の神宮前にある『DIALOG IN THE DARK TOKYO』に友人のススメで行ってみた。

ご存知の方も多いでしょうが
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参加者は、完全に光を遮断した空間の中へ、グループを組んで入り、暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障害者)のサポートのもと、中を探検し、様々なシーンを体験します。
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ソーシャルエンターテイメントに参加して。

真っ暗闇の中に90分間。

このいつまで経っても目が暗闇になれない。
でも、初めて体験した感覚にはならなかった。
ものすごく不思議な感覚に驚き、何も見えないので周りを気にしながらの動作、嗅覚、聴覚、触覚が冴えてくる。

頼れるのは視覚障害者のアテンドの方を中心に同じ参加者の方の声。コミュニケーションがないと何もできない世界。

健常者が中心の世界で日常を過ごせていることは普通ではないのだ。

ひとりでは何もできない。

植えたばかりの木であっても、強い支えがあれば、大風が吹いても倒れることはない。

どれだけ多くの人に支えられているのか。

感謝。

ご興味のある方は一度体験してみてください。
オススメです。

2013年3月6日

リーダーの個人における資質と才能

すっかり春ですね。
春の陽気は人の心をも軽くしますね。

昨年の秋にリーダーシップセミナーを受講しました。
講師の鬼澤慎人氏はとてもユニークで素晴らしい方で、本当に楽しくて120分があっという間に終了しました。

セミナーのタイトル;
『ヨコ型リーダーシップで未来を拓く』

人材育成の観点から
知識学習からは人は育たなく、awarenessが大事で体験学習が最も大切と。
教えられない教育。
所謂、見て習え!で職人の世界が人が育つ教育。
リーダーは『人を育てる』のではなく
『人が育つ環境をつくること!』
と言われていた。
本当にそうですね!

そして

リーダー個人の資質と才能として

・誠実で何事も首尾一貫していること
・人を尊敬し、大事にすること
・自尊心と自信を持っていること
・自分で自分のやる気を呼び起こせること
・人の話を聞いて反省し、学べること
・曖昧性や不確実性に堪えられること
・へこたれないこと
・視野が広いこと
・逃げにないこと
・続けることができること
・喜んでリスクをとること
・積極的な態度であること
・自分自身のことがわかっていること
・技術的な能力が備わっていること
・管理能力が備わっていること

上記、自分がもっとも大切であると思うこと3つに印を、、、ということでしたが、上記の中で私が最も苦手とすることがひとつあって、考え込んでしまった。

最近、その苦手とする事に遭遇することが多く、ひたすら堪えている。(笑)

克服できるのだろうか?
絶対に克服してやる!!

克服したいと私は考えたので挑戦をしているのだが。

皆さんはご自身が苦手とすることに挑戦していますか?

小さなことでも苦手なことがひとつなくなることで、
人間としての幅がほんの少し広がった感じがすると嬉しくなりますね。

今年になって、私は、2項目も苦手克服できました!!

大人になると特に挑戦しなくても、避けていれば済んでしまうことも多くありますが、

みなさん!挑戦してみましょう!!

2013年2月5日

境界を越える友情

河合隼雄先生の『大人の友情』を読み終えて、あまりの素晴らしさに感動したのでご紹介したいと思います。
境界を越えての深い心の触れ合いの締め括りは相手が痴呆老人だった場合どうなるのかが書かれていた。
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<以下ざっくりとした内容を「大人の友情」から抜粋>

80歳くらいの夫が脳神経の病気で言葉もほとんどなく、自分であまり動けない、意思疎通もできない状態で、ご夫人が介護。

寝ている夫を抱き起こしながら、昔よく歌っていた「戦友」の歌詞を口ずさんだ。
それまでまったく無表情だった夫の目に滂沱の涙が溢れ出てくる。夫人は思わず夫を抱きしめたが、夫の涙は烈しい嗚咽に変わり、二人は抱き合ったままで嗚咽した。
日常の会話はわからず、何も理解できていない。でも、心が通じる時があるのだ、心というよりは「たましい」と呼びたくなる。心というと何となく反省したり、感じたりしてわかることのように思うが、夫婦の間に通じたものは、そんな次元のものより、もっと深いものではなかろうか。
心も体も超えて、人間の存在にいのちをあたえているもの、それを「たましい」と呼んでみてはどうだろう。
<省略>
夫婦の絆にはいろいろなものがある。しかし、それらのなかの重要なものとして、友情ということがあると思う。
深い友情が、一般に痴呆とか、ぼけとか呼ばれている人と、健常な人との境界を超え、二人のたましいを結びつけることをしたのである。
しかし、健常とは何を意味するのだろう。日常生活が立派にこなせ、時にはお金が大変儲かったりして、たましいのことなどすっかり忘れてしまうこと、それを意味するのならば、健常などやたらむなしいことになるだろう。
<省略>
ぎすぎすした人間関係に潤いを与えてくれる友情ということが、現在において極めて重要になってくるのも当然である。
そして、友と友を結ぶ存在としての「たましい」などということに、少しでも想いを致すことによって、現代人の生活はもっと豊かで、幸福なものとなるのではなかろうか。

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河合隼雄先生に一度で良いからお会いしたかっと思う。

少し次元は違うが

ひとつの大きな仕事をやりきったとき、その仕事に携わったスタッフ間で時に河合隼雄先生が言われるところの「たましい」を感じることがある。
それは仕上がるまでに苦労が多ければ多いほど。

表舞台の華やかな人ではなく、誰にも褒められないような目立たないポジションで人知れずその仕事を情熱で持って支えてきたスタッフとの「たましい」の交流は心を豊かにさせてくれる。

2013年2月1日

ショーシャンクの空に

この作品は、1994年にフランク・ダラボン監督がスティーブン・キング原作の「刑務所のリタ・ヘイワース」をもとに映画化された。

私も随分昔に観て感動したのを覚えている。

Hope is a good thing, maybe the best of things. And no good thing ever dies.
訳)希望は良いものだよ。多分一番のものだ。良いものは決してなくならないんだ。

心に残るフレーズである。

アンディーは脱獄を決意し実行した。自分の独房に何年もかけ、あの小さなロックハンマーで穴をあけたのだ。

ついに脱獄する。

大事なことをする時は、静かに水面下で進めていく。
大いなる希望と強固な決意をもって!

心はぶれない。

春の香りがすると希望がふつふつと湧いてくる。
厳寒の2月を乗り越え、芽吹く季節を迎えよう。

2013年1月30日

大人の友情

「友情」というと少し青臭く、幼いイメージがついてくるような感じがしますが、

以前、ある人に「家族以外であなたがもっとも大切にしているのは何ですか?」と聞かれたときに

「私がもっとも大切にしているのは『友情』です。」と答えたことがあった。

昨年末に臨床心理学者の河合隼雄先生の著作『無意識の構造』を読んでみた。
少し難しかったがユングが無意識層の表現を見た事の無い仏教の曼荼羅図とほぼ同じ形で表現していたのには驚いた。

同じく河合隼雄先生の『大人の友情』という本を読んでいる。

こちらの本は非常に分かりやすい。

まだ読み始めだが

その本の中で「キリスト教文化圏では人間の感情を表現するのに、人間以外の生物を主語にすることはまずないだろうと思う」とあった。

日本では昔から、人間関係を表現するのに「虫が好かない」「腹の虫がおさまらない」「虫の知らせ」「馬が合う」など面白い表現があると。

「虫」を無意識のことと思うと面白いというのだ。
「馬が合う」は、何らかの無意識的なものを共有している、ということらしい。

そこに書かれている虫や馬を主語にして友人関係を語っている訳だが

友人関係は、直接的な利害関係や意識的打算とは重ならない。

「賢い人には友がいない」という諺は
賢い人は計算の早い人を意味しているらしいので友がいないそうだ。友を必要としないらしい。

目に見えない事を表現するのは非常に難しいが、臨床心理学者の河合隼雄先生の本を読んでいると整理されていて大変に面白い。

友人が仕事をする上において、心理学は大切なので学び始めたことに影響を受け、私も挑戦する事にした。

知識は智慧の門と言われるので知識として触りだけでも学んでみようと思う。

2013年1月24日

0か100かだった?わたしに

みなさん!こんにちわ。
今日はまだ暖かいですね。NYCはマイナス気温。カナダに至っては-28度らしいです。
どんな寒さなんでしょうか?
マッキーです。

『0か100』かのあなたに、、、

上記、コラムを拝読しました。

何かで成功したときは100、失敗したりすると0になってしまう。この数字はもちろん、自分が自分に対する評価です。自分って凄い!か、自分なんて最低…という極端な評価。当然ながら、その揺れ幅が大きいほど疲れます。

ゼロヒャク人間っておもしろい表現ですね。

『ダメだった1』を見つめすぎて落込んだり、自分を褒めるなんてできなかったり、。

私もゼロヒャク人間カテゴリーに完全に入っていましたね。
でも、生活は淡々とできていましたよ。(笑)
生活が乱れる事はまずあり得ない話を大前提として。

できていない『1』に対して何故落込むのか?

少なくとも、私の場合は、他人と比較をしていた自分がいたからだと思います。
何故、完璧にできないんだろう!ここまでできたのに。あの人はできているのに。何故私はできない?

自分の目には他の人が完璧に写っていた。
それは『自信の無さ』だったんでしょう。。

ゼロヒャク人間から少しは脱却できている自分を今は褒めたいと思います。

最近、少々の失敗はすぐに忘れる事にしています。
そして、積み上げた99に感謝する事を忘れないようにしています。

皆さんはどうですか?

ゼロヒャク人間だと思うあなたに。

『失敗はすぐに忘れましょう!!みんな同じ!』

2013年1月16日

直感力

こんにちわ!マッキーです。
最近スタッフブログの更新を頻繁に行っていますが
文章にすることで意外と頭の中が整理されたりしますね。

昨年、羽生善治氏の『直感力』という本を読みました。

『直感力』という事を一冊の本にされたことにビックリしています。

『直感力』は磨かれていく。
経験の蓄積から直感を導き出す。

以上のような事が書かれていた箇所があったと記憶するのですが、

確かに経験の蓄積は直感力を磨いていくのは理論的にも実体験としても非常によく分かります。

私は若い時に少し直感が優れている?!と感じた瞬間がありました。
経験値がまだまだ無い年齢です。

『直感』は持って生まれた資質的なものが非常に大きく、その上で『直感力』は経験値で磨かれるものなのでは?と考えます。

大切なシーンで人に会ったりする時は、ほとんど何も考えずに会います。所謂、『出たとこ勝負』。

あれこれ考えても出て来る言葉が結局は出たとこ勝負で、相手に引き出されている事の方が多いからです。

直感力を言葉で表現する事はなかなか難しいですね。

ご興味のある方は一度読んでみてくださいね。

2013年1月11日

伝える力と読み取る力

寒い日が続きますね。本当に寒いです。
皆様、お風邪などひかれていませんか?
マッキーです。

昨夜、同世代の友人と『若者』とのコミュニケーションの取り方や表現方法の違い等々、、の話になりました。

結論として『ジェネレーションギャップ』は大きい!

人による事も大きいのですが、15年以上年齢差があると伝わらない事の方が多い?のではと。

ジェネレーションギャップを埋める事はできないと思うので
若者が伝える力をつけるより以上に、目上の人間が、想像力を働かせ、読み取る力をつける方がスムーズですね。

やっぱり若者以上に気を使っていくだけの心構えは必要なんでしょう。

人と人とのコミュニケーションにおいて、『伝える力』はとても大切。

若き日に先輩によく言われた事。

「思っているだけでは伝わらない。例えば、自分の親ですら
感謝の想いがあっても、言葉で表現しないと伝わらない。ましてや他人においてはなおさらの事。そして、行動すること」

ストレートに自分の感情や想いを表現する事ができる人、できない人。様々性格はあるものの、
自分の心を素直に表現できる人は爽やかで、幸せなことだと思います。

謙虚そうに聞こえる言葉の奥の傲慢さ。
誠実が中途半端で結局は不誠実。
常識的すぎる『事なかれ主義』。

そんなことよりも、格好悪くても、間違っていても、嫌われたとしても、不器用な表現であったとしても、真正面からまっすぐにぶつかってくる若者は魅力的でわくわくさせられます。

今年もそんな若者との出会いを探し求めていきたい。

自身が変化できる人であり続けるために、やはり若者からは学ぶべきで、まずは自身が魅力的な大人になる努力を!とのいつもの結論に達したのでした。